いよいよ迫る1学期中間テスト

GWが明け、1学期中間テストがいよいよ迫ってきました。
香川地区では5/17・18にほとんどの学校で1学期中間テストが実施されます。定期テストでは順位が出ますので、自分の位置がはっきりと確認できます。また、高校入試の調査書の得点にもつながっています。
中間テストは期末テストに比べて科目が少ないので、その分点数が取りやすいはずです。
そのためには、今からしっかりと準備しておくことが大事なのです。

さて、中学校で学習する科目について考えてみましょう。

英語

英語は積み上げ科目の代表格です。もし、英語がわからない！となれば、どこからわからなくなったのか、遡って調べなければなりません。

数学

数学は、計算、方程式、関数、図形…などに分野が分かれますが、計算で詰まっていることが多いです。また、図形に関しては、図形に対する感覚が身についているかが重要になってきます。「だから、苦手！」となるとなかなか勉強にとりかかりにくいと思ってしまいます。

点数を取りやすい科目とは？

では５科目の中で、定期テストにおいて点数を取りやすい科目ってなんでしょうか。

それは理科・社会・国語です。

中でも勉強にとりかかりやすい科目…

それは…

理科です！

なぜか。

【理科】いろいろな分野の寄せ集めだから、どこからでも勉強が始められる！

生物，地学，化学，物理と呼ばれる４つに分類されますが、それも無理やりの分け方。もっともっといろいろな分野に分けられるので、1つの単元がわからなくても、別の単元がわかればどんどん勉強できます。ただ、理科の中で得意、不得意ができてしまうという問題があります。しかし、苦手な分野がはっきりわかるので、やっぱりとりかかりやすい科目といえます。苦手な人は、基礎を固めることを意識しましょう。教科書を読み返して図やイラスト、授業内で行った実験などのイメージといっしょに基本用語や公式を覚えるとよいです。それができたら学校のサブ教材や問題集を解き、学力を定着させていきましょう。問題集は同じものを何回も解くのがコツです。

では社会と国語はどうでしょうか。

【社会】３つの分野の寄せ集めの科目！覚えればできるって本当？

地理，歴史，公民と３つの分野が集まっています。社会も理科と同様に、覚えた分だけ点数が伸ばせる科目です。ただし、最近は単純に暗記するだけでは高得点が取れない傾向が見られます。高得点を狙うには時事問題対策や記述問題の練習が必要です。歴史ならばできごとが起きた原因と結果、それまでの流れも覚えましょう。

理科は、人がこの世に生まれる前から存在する自然現象が中心です。でも、社会のほとんどは、人が作ってきたものなのです。ここが理科と大きく違うところになります。すなわち、そうなるには必ず理由があるのです。なぜ、この人は暗殺されなければならなかったのか、なぜ、ここでみかんの栽培が盛んになったのか、その理由もあわせて勉強することで、ただ覚えるだけの学習ではなく、興味深い勉強になるのです。だから、すればするほど勉強は面白くなっていくのですよ。

【国語】国語力があることとテストで得点がとれることとはイコールではない？！

何の話？ってなりますよね。文章をしっかり読み取ったり、自分の考えをきちんと表現できたりする力はとても大切です。しかしながらこの力は、すぐに身につくものではありません。

でも、定期テストは点数が取れます。それはなぜか。定期テストは学校で学んだことが出題されるからです。定期テストには、すでに読んでいて、中身を勉強した文章が出るからなのです。教科書で扱った文章に再度目を通し、問題集やワークなどで練習しておくと良いです。漢字や語句も正確に覚えておきましょう。テスト勉強をきちんとやれば高得点も夢ではありません。

ところが、実力テストはそうはいきません。高校入試もこのタイプのテストです。初めて見る文章を、自分で読んで理解し、要求されている解答を見つけなければなりません。定期テストとは全然違う力が必要なのです。高校入試では、国語力と、テスト対応力が必要です。この力は簡単には身につきません。地道な訓練が必要です。入試に向けて、こつこつ勉強していくことが大切なのです。

啓真館の中学生は5科目指導

今ご紹介した理科・社会・国語の3科目は、英語・数学に比べると定期テストにおいて短時間の勉強時間でも比較的点数が取りやすいと言えます。もちろん入試で高得点を取るには、短期間集中ではなく、普段からコツコツ勉強しておく必要があります。

啓真館の中学生指導は、原則５科目指導です。理科・社会は学校で学習する内容をしっかり指導します。国語は、教科書には載っていない文章を使って国語力を高めます。
今から5科目バランスよく勉強して定期テストのその先にある高校入試に備えていきましょう。テスト勉強で困ったらいつでも先生たちに質問・相談してくださいね。

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