カウントダウンタイマー |
■ 受験生のみなさんへ
受験生の皆さん、いよいよ入試が目前に迫ってきましたが、入試対策は順調に進んでいますか?志望校合格に向けて、学習面はもちろんのこと、これからはメンタルや体調管理もは大切です。わからない問題や入試への不安があれば、抱え込む前に学校の先生や啓真館の先生とお話をしましょう。「やるぞ!」という前向きな気持ちが、必ず志望校合格につながります。これから入試までの間、学習のポイントや過ごし方などをお届けします。最後の最後まで、気を抜かずにがんばりましょうね!
■ ご家族の皆さまへ
受験シーズンは、新型コロナウイルスだけでなくインフルエンザの流行も重なり、保護者の皆さまにとって、お子さまの体調管理は、大きな心配事の一つかと思います。ケイシングループでは、一昨年から受験生応援プロジェクトの一環として、管理栄養士:大田美香先生によるセミナーを開催してきました。この冬は、免疫力を高め、脳の働きも活性化する「受験メシ」をお届けします。ぜひご活用ください。
これからの学習のポイント
※県によって一部内容が異なる場合がございます。
英語
入試では長文問題の割合が大きくなっています。今年も同様に長文問題の出題比率は高いと思われます。英単語や文法の暗記も大切ですが、毎日1題、長文問題を解く習慣をつけましょう。毎日の積み重ねが得点アップにつながります。
■ 時間を区切って一通り問題を解く
だらだらと時間をかけるのはダメ。入試は時間との勝負です!
■ 丸付けをして間違いチェック
次回の解き直しの際にわかるように、間違えた問題は必ずチェックし、解説や日本語訳を見ながら間違えた原因を突き止めましょう。
■ 長文を一通り音読
発音がわからない、日本語訳ができない単語や文章は必ずチェックし、すぐに調べること!
長文読解のために必要な力や、読み解くスピードを身に付けるのには時間がかかります。一度解いた問題も、日にちをあけて解いてみましょう。入試当日をイメージして、実戦的なトレーニングを積んでいきましょう。
数学
香川県では「計算問題」「確率」「平面図形・空間図形」「関数」「図形の証明」が、愛媛県では「計算問題」・「データの活用や方程式の文章題などの小問集合」 「関数」 「平面図形」は毎年出題されています。 ある程度パターンはあるので、過去問や模試を利用して解き慣れておきましょう。
■ 基本的な計算問題に不安がある場合
香川県では、大問1で計算問題が7問13点分出題されます。必ず見直しを入れてミスなく解けるようにしましょう。計算方法自体に不安がある場合は早急に先生に相談しましょう。
愛媛県では、ほとんどが2点問題です。後半の難問で正解できても、序盤の計算でミスをすると元も子もありません。 過去問や県模試などを利用し、大問1の計算から大問 2(1)の方程式計算までを5分くらいで解けるようトレーニングしましょう。必ず見直しを入れてミスなく解けるようにしましょう。計算方法自体に不安がある場合は早急に先生に相談しましょう。
■記述問題に不安がある場合【香川県】
大問3,大問4でそれぞれ記述問題(方程式・関数の利用など)が1問ずつ、大問5で 図形の証明が2問出題されます。記述の仕方には、減点ポイントがあります。 知らない!という場合は先生に必ず教えてもらったり、過去問などを解いた時には先生に採点してもらいましょう。
大問2の(3)、大問5の(2)は、図形の難問が出題されます。解法が思いつかなければ、別の解けそうな問題や見直しに時間を使い、確実に得点できる力をつけましょう。50分間ちゃんと時間をはかり、時間配分を意識して入試形式の演習を繰り返すのが効果的です。
■関数・平面図形(証明)に不安がある場合【愛媛県】
大問4の関数、 大問5の図形とも、時間配分としては10分程度で解くべきところです。 関数について、 現時点で最初の1、 2問目が解ける場合はそ の次の問題を解説や先生に質問しつつチャレンジ。 最初の問題から躓く場合は基本の確認が必要です。 図形について、 証明には書き方のルールが あり、得点方法もあります。 知らない!という場合は先生に必ず教えてもらいましょう。
関数や図形の最後の問題は全体でも正答率が数%しかない難問で、これが合否を左右することはありません。 それ以外の、 取れるところで確実に得点できる力をつ けましょう。 50分間ちゃんと時間をはかり、 入試形式の演習を繰り返すのが効果的です。
国語
「文章問題が2題」・「漢字」・「古典」・「作文」が出題されます。平均点は30点前後が多く、比較的点数が取りやすい科目です。
■ 説明的文章の問題
答えの根拠を探し、必ず線を引くようにしましょう。答えは文章中に隠されています。まずはそれを見えるようにしていくこと。そうすることで、国語も他の科目と同様に解き方があり、同じように解くことで答えにたどり着けるということが実感できるはずです。
■ 文学的文章の問題
直接現れていない感情を、書かれている表現の中から読み解く力を身に付けましょう。登場人物の現在置かれている状況をもとに、そのときの表情や、言動などから客観的に判断するようにしていきましょう。自分ならという考え方はしないようにしましょう。
■ 漢字や文法、古文の仮名遣いの問題
一つずつの得点は低いですが、まとめるとかなりの得点になるので、こつこつトレーニングをしておきましょう。
文章問題は、同じような考え方や解き方を意識しましょう。文章が変わったからといって、答えの導き方が変わるわけではありません。漢字の読みや意味、語彙力も重要なポイントですよ!
理科
単元が異なる小問が出題される(例:化学内容の大問の中で、中1内容の化学や中3内容の化学の小問が出題されるなど)事もあるため、ほぼ全学年全単元を満遍なく学習し、理解を深めておく必要があります。問題文が長文化していることも注意するべきポイントです。
香川県では、記述形式の問題も多く出てきます。平均点は過去5年間で24.0~29.4とばらつきがあります。
愛媛県では、問題文の長文化に加え、記号選択問題も完全正答式とみられる出題が多いことから、平均点は低くなりがちです。
■ 基本的な用語を問う問題をしっかりと!!
まずは基本的な用語をしっかり覚えることが重要です。一問一答式の問題を何度も解いて、問題を読むとともに、答えがすぐうかぶように練習をしておきましょう。
■ 問題の理解を容易にするには
教科書に掲載されている実験観察は、手法(なぜこの操作を行うのか)と結果(何が起こるのか、どう確かめるのか)、考察(そのことから何が分かるのか)まで網羅しておくと、問題文を読む際に理解が進みます。
■ 問題を早く正確に読む力が必要
香川県では地学2問、生物3問、化学2問、物理3問が、愛媛県では大問が5つ出題されます。試験時間は50分で、問題文が長くなっているものもあるため、正確に、効率的に問題を読み取ることが必要です。過去問などの解き直しをする際は時間もしっかり意識しましょう。
■ 40点以上を目指している方
計算問題や記述問題の補強を行いましょう。過去問、模試など入試形式の問題演習が効果的です。
社会
例年「歴史」「公民」「地理」の各分野から出題されています。近年は、記述式の問題や資料を使った問題など単純に知識を問うだけの問題ではないため、暗記するだけでは点数につながりにくくなっています。
■ 「歴史」について
江戸時代までは人物を中心に、明治以降は出来事を中心に流れを抑えておくのがポイントです。教科書の挿絵や写真なども参考にするようにしましょう。
■ 「公民」について
語句を覚えることが重要になります。期間が短いため、計画的に復習をしていくようにしましょう。
■ 「地理」について
資料の読み取りが出題されます。まずはその資料が何をあらわしているのかを確認して問題に取り掛かるようにしましょう。計算が必要な問題もありますが、それほど複雑な計算は必要ありません。落ち着いて解けるよう実践演習で問題に慣れておきましょう。
覚えた知識を必要な時に引き出せるように実践演習を重ねましょう。選択問題では、答え以外の選択肢についても知らないことは調べるようにすれば一度で何倍も勉強ができます。効率よく力をつけていきましょう。
入試までの過ごし方
□ 入試までの日数・普段の学習時間を計算してみよう!
2/1~3/6の34日間で5科目を勉強すると仮定したとき、1日の学習時間による総学習時間は以下の通り。
① 1日3時間 勉強すると、102時間
(1科目あたり20時間)
② 1日4時間 勉強すると、136時間
(1科目あたり27時間)
③ 1日5時間 勉強すると、170時間
(1科目あたり34時間)
①と③では、入試当日までに約70時間も学習時間に差が!そして、1科目あたりで見ると、残された学習時間はわずかしかありません。
□ 自分の生活スケジュールを書き出そう!
[入試までの残り日数] × [1日の学習時間] が、受験生のみなさんに残された「チャンスタイム」です。
N君の例を見ると、塾がない平日では、学習時間は2時間ありますが、学校の宿題もありますから、入試対策にあてられる時間はさほどなさそうです。土・日は自由時間が少し多いようなので、もう少し学習時間を確保したいですね。休日にゆっくりしたい気持ちはわかりますが、ちょっとリラックスしすぎかなという印象。午前中と夜間を利用すれば、3時間以上は学習時間を確保できそうです。
生活スケジュールを書き出して、ムダにしている時間、勉強に充てられる時間がないかチェックしてみましょう。
□ 勉強の優先順位を考えよう!
1日の学習時間や入試までの日数には限りがあります。すでに解ける問題や理解できている問題に、必要以上の時間を使うのは効率的ではありません。伸びしろがある科目・単元を集中的に学習するほうが効果的です。志望校合格ラインの得点差、苦手科目や単元は一人ひとり異なります。何より、学習計画を一人で考えて作るのは大変。お友だちと相談して決めるのも良いですが、一度、塾の先生と相談して、勉強の優先順位をはっきりさせておきましょう。
食事で応援!受験メシ
12月から続いた「受験必勝メシ」も第3弾の今回が最後となりました。そして公立一般入試もいよいよ目前ですね!
受験生の皆さん、保護者の皆さま、長期に渡り疲労を感じることが増えているのではないでしょうか。最後に力を出し切るためには日々の疲労回復がとても大切です。
今回は旬の手軽な食材で、素早く出来て回復する2品をご紹介します。是非お役に立てて下さい。
大田 美香先生
株式会社1212代表取締役。日本スポーツ協会愛媛県人初の公認スポーツ栄養士。管理栄養士。オリンピック帯同、チーム日本一の栄養コーチとして貢献。2021年からは、全日本大学女子選抜駅伝競走(富士山女子駅伝)で、過去最高の2位に躍進したチームの栄養コーチとしても活躍。講演活動を中心にメディアにも多数出演。
疲労回復の代表的な栄養素はビタミンB1です。代表的なものに豚肉、大豆、玄米などがあります。
他には梅干し、レモン、柑橘系のクエン酸やストレス時に消費が増えるビタミンCの摂取をおすすめします。
身体も心も食べたものからできています。最後のコンディション管理は勝負の追い風になりますよ!
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第1~3弾全てのレシピをお届けします。
【受験生応援プロジェクト】
受験必勝レシピ